星空をその瞳に全て取り込んで、輝きを詰め込んだみたいだ。 最も、その宝石を抱いている俺こそが、君以上に君を手にする価値がある美しさを持っているのだけれど。 そんなナルシシズムに満ち溢れた彼の言葉は、どうしてだか嫌いじゃない。 ユダの髪はいつも綺麗なピジョンブラッドに染まっていて、肌だって女以上に気を使ってる。 「、今日はこのドレスだ」 そういって私に自分で選んだものを手渡すと、ユダは化粧台の椅子に腰掛けて私が着替えを終えるのを待ち、自らの手で私に化粧を施す。 「ルージュはどれ?」 リップブラシに口紅を含ませて、ユダの手が慎重に私の唇を彩る。 補足するが壊れているのは、彼の化粧やファッションのことじゃない。 そんな壊れた愛ですら私は欲しいと思うのだから、救いようが無いとしか言えない。 「できたぞ」 満足げに微笑んで、ユダは私の手を取る。 「行こう、」 罅の入った愛しい人よ、今日もそうして御機嫌でいてね。 |
御機嫌麗しゅう、愛しのディアマンテ
とってもどうしようもないユダ夢;ファンの方にぬっ殺されそうな予感がもさもさします。
彼は誰かをほんとの意味で好きになれそうにないので、こんなイッちゃってる夢になってしまいました。
こ、今度は甘い夢をがんばりたい!!…今度は!
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