生まれ変わったらダイの大冒険のポップの姉になっていた。


うちの弟は力は弱いくせに時々変なトコでヘソ曲げて突っ込んじゃうから心配だ。私が行くとこ行くとこついて来ちゃうし。その癖ケンカじゃすぐに負けて帰ってきちゃうし。だから代わりにお姉ちゃんがやってやんよ、いつもみたいにいじめっ子ぶっ飛ばしてやんよ。メガンテの死亡フラグもへし折っちゃおうぜ。バラン戦の後ちゃんと生き返るかどうか保証ないんだからさ。大丈夫何とかなるなる。そんな感じで私がアバン先生に弟子入りしたら、弟もついてきて結局ダイの仲間に+1の形で原作が始まった。オーマイガッ!

ダイとの出会いも原作どおり、ちっこい体で動き回ってるのが子犬過ぎて何この子マジ天使すぐる。すげー懐いてきてるし。無駄に発達した私のFカップに無邪気に飛び込んでくるダイの可愛さっつったら鼻血もん。
よろしい、ならばぱふぱふだ。あれっ何で機嫌わるいのポップ。ダイと同じ年頃ん時のお前だって当時Dカップだった私のおっぱいでぱふぱふやってたろ。

アバン先生は原作どおりちゃんと海上に吹っ飛んでいかれたので、悲しんでるフリをしながら冒険スタート。ロモスの森で出会ったマァムは姉弟子として好意的に受け入れてくれたので(というか懐かれた)こっちも可愛がっている。後でお風呂でおっぱい揉ませてね。

ところで弟の代わりにクロコダイン戦に参戦したら姉ちゃんに戦わせられねえ!オレも行くッ!つって弟が特に悩まずついてきたから庇うのに苦労した。おいおい空気読めよ。まぞっほさんの出番がなくなっちゃったじゃねえかよ。あの人あそこがピークなんだぜ?勇気のくだりやって来いよ待っててやっから。結果ちゃんとダイがクロコダインを倒したからよしとするか。

さて、パプニカに到着してレオナ姫の捜索をしていたら、弟が鎧姿のごつい男、ってかヒュンケルにボコられたのでレンガを片手に殴りかかってやった。補足すると私は一応レンジャー。基本弓で戦うんだけど、こいつ弓矢は効かないからね。レンガを思いっきり振りかぶって横から行ったらヒュンケルがこっちを凝視して動きを止めた。ガンくれてんじゃねえよキンタマ蹴り上げんぞ。睨み返したらなんか鎧の中で照れられた。あれ?

「お…お前も…アバンの弟子なのか…?」
「そうだよ。なんか文句あんの」
「名前は」
だけど」
…」

ヒュンケルは私の名前を繰り返して何故か知らんが武装を解いた。なんだなんだ、どうするつもりだよ。

「……いいだろう」
「はあ?」
「気が変わった。協力してやる」
「え」

なんだその急な方向転換。バルトスさんはどうしたよ。アバン先生マジブッ殺とか言ってたんじゃないの?
そういうテンションだったっしょ?なにブレてんだよ曲げんなよ信念を。バルトスさんはお前をそんな緩い武人に育てた覚えはないだろ!?それに今クロコダイン先輩がアップしてるとこだろ!?出番なくなっちゃうじゃねえかよ!ワニの涙が流れないよ!!

「えええどういう心境のご変化で」
「惚れた」
「ホワッツ!?」
「お前に惚れた。オレは愛のために生きることにしたのだ!」


魔剣戦士無条件降伏


…お前のおかげでオレは真実の愛を見つけることができた…感謝している」
「てめえ!!姉ちゃんに手ェ出すんじゃねえ!!」
「すごいわ!」
「やったね!」
「イヤ何もしてないですけど!?」

長兄ストーカー化。

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